先週、先々週に引き続き、今週のNo388(WJ50号)でも潜在的な疑問がまた1つ解決した。
緩く言えば水見式で自身の念系統を偽れるか、という疑問への回答(?)。
これもブログ内のどこかで書いたと思うが、探すのが面倒なので問題を再作成する。
度重なる虐待に耐えかねた結果、子供が自分の心を守るために―実の母親がくれたが継母に捨てられた誕生日プレゼントの人形―クマのぬいぐるみを具現化できるようになったとする。
その後、紆余曲折を経てハンターに助けられ、そのハンターと暮らすことになり、元々無自覚ではあるが念能力に目覚めていたこともあり念修行を始めた。
そんな子供が水見式をした場合どうなるのか。
前提的な設定として、その子供の本来の念系統は変化形だが、その時点での念レベルは変化形Lv.1、具現化系Lv.3として、子供を助けたハンターは強化系とする。
また水見式の系統別の結果をその子供は他のハンターから聞くなどして把握しており、長い虐待生活の中で―周囲と違うことをすると叱られるため―他者、とりわけ愛されたいと望む者と同じ様に振る舞わないといけないといった強迫観念に駆られていたとする。
果たしてその子供が水見式をした場合、水の味が変わるのか、それとも不純物が出現するのか、はたまた育てのハンターと同じ様に水の量を増減するのか。
従来の回答としては―
水見式は“発”の修行の一種でもあることから、水の入ったコップを自身のオーラで覆い“練”することで起こる消極的発(オーラが無意識に与える他へ影響)をより顕著にさせようと意識することで、積極的発(意識的に使う発=いわゆる念の“発”)の成長を促すものと考えられる。
つまり、その時点で具現化系が得意だとしてもその子供のオーラは変化形に属するから不純物が出現することはない。
また最初から積極的発を行えば、変化形能力者は強化系の発も使用できるから水の量を増減させることも可能(自身の系統を偽れる)
―というものだった。
それに対して今回示されたのが―
―ビルの水見式+αである。
結論から言えば今回の設問の正しい回答は、子供は水を増減させることはできるが、水の味も変わってしまう―といったところの様だ。
まぁ、今回たまたま選んだ系統が変化形だったので、水の増減が起きていればわざわざ水の味は確かめられない可能性も十分あるためバレないかもしれないが(笑)
水見式のミソはオーラで覆う(触れる)ことにあり、それによって消極的発は自然と起きてしまうのかもしれないですね。