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Channel: ばんぶーのブログ
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再開まだかえ

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“次の10週分ネームは出来ている”

―なんて休載に入る前に仰っていたので、今回の休載はさほど長くならないだろうと高を括っていたんだけど……思っていたより長い^q^

 

さてそんな訳でハンタニウムが不足気味のため、自家発電してみようと思う。

ブログで扱っていなかったテーマはいくつかあったと思われるが、今回は直近のエントリーの内容でちょっと気になっていた事があるのでそれに触れたいと思う。

 

◆ハルケンブルグの能力について(再)

詳しい能力の系統や内訳はわかっていないが、矢を撃った相手にハルケンの創ったルールを強いているため操作系が入っていると思われるものの、撃たれたシカクも操作系能力者で、能力発動の際、先ず自身を操作することで自身が操作されるのを防ぐと言われている。

 

前回その方法の可能性としていくつか挙げ、その内の1つとして―

シカクの自己操作の前にハルケンの念獣の操作が入っていたため、と言いつつ、ベンザダウンを例に否定した。

でも本当に無理なのか、というのが今回のお話。

 

操作能力の中でも、その対象に操作されていることを悟られないタイプの能力(無自覚な潜入者を作る能力)を考えた時、停止条件付き(元々スパイじゃないが一定の条件下でスパイになってしまう)が想像しやすい。

ベタだが、条件は特定の言葉や特定の周波(音)を聞いた時に操作状態に陥るなんてものがソレっぽいだろうか。適当に特定の笛の音にしておく。

 

ここで確認だが、対象にその能力を掛けても停止条件が満たされる(笛の音を聞く)までは他の操作系能力も有効であろう。

もし、ここで操作系の「早い者勝ちルール」が働いてしまうなら、適当な操作系能力者に仲間が操作できるか全員試せばスパイがいるかどうかが簡単にわかってしまうからだ。

 

さて、その一方で対象が他の操作系能力者に操られている間に、停止条件を満たした場合どうなるのだろうか。

「早い者勝ちルール」を現に発動している順番で考えれば確かに、他の能力者笛の能力になるが、条件が確定期限(例:1/1になったら)だったり、不確定期限(例:〇〇が死んだら)で、その時に効果を発動しなければ意味がない様なタイプの能力だった時のことを考えると、この「早い者勝ちルール」にも―除念以外の―例外がある様に感じられる。

 

そこで参考にしたのが仮登記のシステムで―

不動産を自分の物だと他人に主張するには、登記によって広く社会一般に知らせる必要がある。

しかし、世の中には同じ不動産を複数人に売る様な輩がいる。

登記は早い者勝ちのため、せっかくお金を支払っても、後に買った者に先に登記をされたら先に買った者は負けてしまう。

だからこそ不動産を取得したらできるだけ早くに登記を済ませるべきなのだが、登記を行うのに必要な書類が揃わない時などは気が気でない。

そんな状況に備えて設けられた制度が仮登記というものだ。

仮登記のままでは、まだ他人にその不動産が自分の物だとは言えないが、書類が揃ったときにちゃんと登記をすると仮登記の順位が優先されるのだ。

つまり、先に買った者が仮登記をして、後に買った者が登記をしても、先に買った者が書類などを揃えてちゃんとした登記をすれば、その不動産は最初に買った者が所有者だと主張できる

―というものだ。

 

状況は違うがこれを念に当てはめると、停止条件付の操作能力(笛の能力)が条件を満たすまでに、他の能力者が対象を操作していたとしても、停止条件が満たされたら(笛の音を聞く)、笛の能力が対象を操作できる―なんていう可能性もあるのではなかろうか。

ハルケンの念獣の羽は刻印が付かないであろう者にも攻撃できる。

 

攻撃された者は一定時間意識を失うため、敵に一斉射撃すれば簡単に屠ることもできようが、ハルケンの性格や能力の性質から羽で攻撃した者を害せない―

―復活するまではGIのゲーム機の様な状態になるのかもしれない。

しかし、そうだとすると何のために羽を撃つのか。

 

もちろん、操作系の能力は“条件さえ満たせば勝ち”だからハルケンらは羽を撃った者を害すこともできるかもしれない(あの時点では継承戦に参加するつもりがなかったから敢えてしなかった)

何にしても、あの時は革命を起こす時にシカクに付いて来られたら邪魔であるから、「当てれば一定時間意識を失う能力」は非常に有効であったのだろうが、果たしてアレは「攻撃」と言えるのだろうか。

―便宜上“攻撃”と分類することもできるが、基本的には同志への祝福だろう(それが何目線かは話題が逸れるので置いておく)

 

争いを避けるための能力ならばあの時のハルケンの意思に合致しているが、それならばあの時点で同志を祝福する能力が発現していることには疑問が残る。

また、もし攻撃的な側面があるなら撃った相手を強制的に“同志”にしてしまえばいいわけで、それをしない理由は何なのか。

また同志にならない者だけ一定時間気絶するならまだしも、同志になる者も気絶するのは何故なのか。

逆に言えば、同志になる者“ハルケンとのリンク付け”だとか、ある種の“作り変え”の時間が気絶させられているならわかるが、同志にならない者が一定時間―少なくともハルケンらが自室からナスビのところ行って一悶着起こして帰ってくる時間―気絶する理由は何なのか。

 

さて、その“何か”がハルケンの矢に繋がっているとすると、ハルケンの霊獣が賢過ぎるというか、宿主以上に念の知識と経験を持っている様に感じられるのだが、恐らくそうなのだと思われる。

カキンの王位継承の儀式はカキン王国に伝わる古文書によれば、蟲毒から発想を得て壺を具現したことから始まる様なのだが、

死んだ王子にも役割があることや、

継承戦から逃げようとしたカチョウ・フウゲツを追ってきた無数の手から受ける印象から、

古代から幾度となく行われてきた王位継承戦の敗者達、加えて謎の装置の周囲に棺が14基あることから先代の王(今回の儀式で言えばナスビ)達が壺の中で渦巻き、継承戦で、あるいは王となった者が次王に代を譲るまでに得た念の知識や経験が

―竜の紋章の様に壺を介して脈々と受け継がれているのではないだろうか。

 

先代が壺に込めた想いとはカキン王国の繁栄なのか、それとも―

 

 

そんなところで時間オーバー。

再開するとしたら今年中だろ普通

つーか今年中しかねーよな

今年中だな!?

いいな今年中だぞ、今年中今年中今年中!!

信じるぞ

コラァァ!!


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