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【part.3】HUNTER HUNTER【No.361-370】

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No.361-370のメモ+各所感。

アメーバの仕様上(文字数制限)、5つに分割。

1 → ワブル+上位1~5王子関連

2 → 下位王子関連

3 → このエントリー(No.361-370で登場した念能力関連-1(※クラピカ)

4 → No.361-370で登場した念能力関連-2(※ほぼクラピカ)

5 → No.361-370で登場した念能力関連-3(※「11人いる」関連)

 

◆クラピカ関連

何年越しになるのか。

ついに人指し指の能力も明かされたが、今回は大きな能力の制約も明かされた。

 

◇絶対時間(エンペラータイム)の制約

緩く言えば「どの系統の能力も100%引き出せる」能力、もう少し正確に言えば「覚えた能力であればいかなる系統のものでも100%の精度・威力で使用できる」能力だが、発動時一秒につき一時間寿命が縮むことが明かされた(目安:1時間使用で150日の寿命が縮む)。

今回の旅の初日時点でクラピカは約3時間+約9時間(強制発動)使用したため、5年弱の寿命を縮めたことになる。

 

ヨークシンの時点では今回ほど長い時間使っていなかったが1日半以上昏睡状態に陥ったにも関わらず、今回は3時間も継続使用したが昏睡時間は9時間程であった

また“制約を設けても体の負担が軽くなる訳ですならないのか”と、昏睡後に訪れた肉体的負担に対してクラピカが驚いた様子があったため、ヨークシンで使用時間が短かった割に反動が大きすぎることへの反省として、ヨークシン後に設けた制約かと思われる

しかし使用することで寿命を消費してしまうことや、ここまでの長期戦を想定していなかったこともあってか制約を設けた後の十分な負荷テストなどは行っていない様子。

 

◎強制ブラックアウト(失神)

クラピカは絶対時間を限界を超えて使用した場合強制的にブラックアウト(失神)する。

今のところ連続使用は3時間が限界の様子だが(限界直前に爆音のような脈動が鳴り響く)、後述の薬指の能力のコストによっては限界の時間が変化する可能性もあるとクラピカは危惧している。

ちなみに絶対時間発動条件が「緋の眼出現時」であるだけで、必ずしも“緋の眼状態=絶対時間使用中”とは限らないと思われる。

 

◇奪う人指し指の鎖(スチールチェーン)

鎖の先端についた注射器を対象に刺すことで、血液を抜き取る様に相手の念能力を抜き取る(奪い取る)ことができる能力で、さらにその後も吸い続けることで対象のオーラを奪い“絶”状態にもすることが可能

 

クラピカは修行の際、鎖の能力を「一人で戦い抜くため」だけに使い、一人で戦うことに拘るであろうことを師匠のイズナビから指摘を受けていた。

“…何が悪い?”と、話を聞き入れようとしないクラピカに対しイズナビは、能力には相性がありコンビの攻撃(恐らく念のコンボを指す)は個人の力を凌駕しやすいため、念での戦いは相手が複数ならこちらも複数であることが大原則であることを説く。

そして、何が悪いかは戦ってみればわかるだろうがそれでは手遅れになるため、折衷案として実際に戦ってみて何が足りないか実感したらそれを補う能力を加えられるように鎖の能力を1つ決めずに残しておく様にと助言をした。

 

そうして実際にクラピカはヨークシンでの戦いで“個の戦いの困難さ”を経験し、仲間達―ゴンやキルアやレオリオ―の協力に感謝の想いを寄せながらも、

それでも…!! だからこそ!! 一人で戦い抜く力が欲しい!!

と、この能力を産み出した。

この奪う人指し指の鎖(スチールチェーン)と後述の派生能力は緋の目を取り戻す戦いへのクラピカの覚悟の表れであり、「個」でありながら「集団」たりえる能力と言えるのかもしれない。

 

◎対象を絶状態にできる理由

作中で言及されていないが、

ヂートゥ戦でモラウが隔絶された念空間に閉じ込められた際に、現実世界にある紫煙機兵隊(ディープパープル)を解除できたとして、そのオーラをこの空間に戻すことができるのか?という疑問がほぼ答えかと思われる。

 

念は体外に出したオーラ(=AOP)を元に使役される。

AOPは念の作業領域(=メモリ)の側面を持ち、放出系能力で切り離さない限りは体から離した状態であってもAOPを共有した状態にあり、体内から新たにオーラを出すこともできない様である。

つまりクラピカのスチールチェーンは対象のオーラ=AOPを吸い取り、注射器の中という隔絶空間に拘束することで対象を絶状態にしているのだろう。

 

◎能力の読み方について

「盗む(steal)」と言うと「スティール」という読みの方が私は馴染むが、野球好きの作者は盗塁の「スチール」の方が馴染んでいたため“スチール”にしたのかと思われる。

 

◎クロロの能力との関係について

能力の性質、ヨークシン後にこの能力を産み出したであろうこと、そして注射器に十字架が刻まれていることからどうしてもクロロを連想してしまうが、クラピカはヒソカからクロロの能力の内容は聞いていない上、実際にクロロはクラピカの前で能力を使用してもいないため知る機会自体がない。

そのためクロロの影響を受けたというわけではなく、クロロとは全く異なる理由でクラピカの願望を現実化した結果かと思われる。

 

◇人指し指の絶対時間(ステルスドルフィン)

奪う人指し指の鎖(スチールチェーン)奪った能力をドルフィンに搭載(セット)することで、能力の解析・使用が可能となる

奪った能力の使用権はクラピカだけではなく、他人(非能力者も含む)にも移行可能

ドルフィンに能力をセットした場合、奪った能力を発動させた上でドルフィンを解除しない限り強制的な絶対時間の使用が続く

奪った能力は1度のみ使用可能(※失敗もその1回に含まれるかは不明)で、使用後は持ち主に自動的に戻る

 

能力を発動すると、

注射器の十字架に巻き付くイルカが

左右に空の注射器を備えたイルカ型の飛行物体として顕現する。

ドルフィンの空の注射器に奪った能力をセットすると、

ドルフィンは奪った能力の解析を行い使用者に伝達、

助言を含め、使用者をサポートする。

 

使用権を移行(能力をシェア)する場合は、

奪う人指し指の鎖(スチールチェーン)で移行する人物を刺す必要がある。

刺された者の耳には十字の細工が施されたイヤホンが現れ、ドルフィンのサポート受けることができる。

使用者が指示を出せば能力の発動はドルフィンがしてくれるため、非能力者であっても使用可能。

ただし非能力者が能力の使用権を移行された場合、副作用として念能力に目覚めてしまう(オーラが知覚可能になる)。

能力の元ネタはMicrosoft Officeのイルカ先輩なのだろう。

 

ここまでだとチート級の良い事尽くめの能力に見えるが、恐らくとんでもなく超ハイリスクな能力

 

◎強制ブラックアウトもシェア

クラピカは限界を超えて絶対時間を使用するとブラックアウトしてしまうが、、そのブラックアウトは能力をシェアしている者にも及ぶ

クラピカがブラックアウトすると同時にシェアパートナーもブラックアウトしクラピカが目覚めるまでその者も目覚めない模様。

 

今のところ絶対時間の連続使用は3時間が限界で、それを超えるとその3倍の9時間ブラックアウトする様だが、奪った能力の威力(コスト)によって限界の時間が変化する可能性があるとクラピカは考える。

しかし無理を続けることにより、

蟻編でのモラウの様にクラピカ自身の体調が今後悪化して行くだろうから、奪った能力の威力(コスト)に関わらず、限界の3時間自体が怪しくなってくるように思われる(+3倍の時間分のブラックアウトも体調の悪化により伸びる可能性もあろう)。

一刻も早いビスケの合流が望まれるが、それにはマラヤームの死が必要となるため何とも…。

 

しかしそれにしても、仲間を巻き込まないために一人で戦うことを選んだ結果として生み出された能力にも関わらず、不確定な自分の限界に仲間を巻き込むこの能力は、クラピカの自己矛盾の顕れなのか、強い効果故の反動(制約)なのかは不明だが、最も術者の心を反映し、自動的に生成される特質系の落とし穴なのかもしれない。

 

特質系能力の核心部分は恐らく「願望の成就(現実化)

本来、大変なイメージ修行を要する具現化系能力であっても、特質系を経由すればピトーの玩具修理者(ドクターブライス)やヂートゥのボーガンクローの様に瞬時に産み出すことが可能。

しかし玩具修理者(ドクターブライス)により、ピトーが動範囲の制限を受けたり絶状態に陥るなど思わぬ制約を受けていた様に、予め自ら制約と誓約を決めて生み出したわけではない故に、“思わぬ落とし穴”が潜んでいることもある様だ。

 

クロロの盗賊の極意(スキルハンター)やクラピカの絶対時間(エンペラータイム)の様に、特質系能力であっても後から調整(制約内容を変更)可能の様だが、それはあくまで術者が落とし穴に気づいた後の話。

今回のクラピカは自身の能力に潜んでいた落とし穴の数々に初めて気づいたばかりである。

すぐに調整できるものなのか、何度も調整できるものなのか、不明点も多いが恐らくこの旅の中でクラピカはリスクを考慮して調整を行わない様に思われる。

 

◎強制的な絶対時間

こちらもクラピカが初めて知った落とし穴。

ドルフィンに能力をセットした場合、奪った能力を発動させた上でドルフィンを解除しない限り強制的な絶対時間の使用が続くが、それはクラピカがブラックアウト中も有効に働く制約であった

 

クラピカはブラックアウトから目覚めた時、ドルフィンが稼働していること(=絶対時間が使用されていること)に驚いていたが、果たしてどのような理解なのだろうか。ステルスドルフィンの内実も読み解く必要がありそう。

 

まず、そもそも何故クラピカはステルスドルフィンの使用にあたって、絶対時間を併用する必要があるのか

クロロやレオルの能力からも他人の念を利用するのは特質系でよいのだろう。

そして、2つの能力―

奪う人指し指の鎖(スチールチェーン) → 人指し指の絶対時間(ステルスドルフィン)

―の兼ね合いから、奪う段階では絶対時間は不要だが使用の段階では必要な模様

 

クロロやレオルの能力と違い、クラピカの場合はドルフィンにセットした場合は“奪った能力を使用しなければならず”、奪った能力の系統によっては絶対時間を併用しなければ使用自体が出来ないため、だろうか。

絶対時間は覚えた能力であれば…100%…で使用できる能力であるから、奪った能力によっては―例えば強化系レベル10の能力―クラピカがそもそも覚えることができない能力だから、絶対時間の条件に合わない様にも思われるが、恐らく奪った能力の使用権を得ることで覚えた能力としてみなされるのかと思われる。

スチールチェーンは能力の持ち主オーラを奪うこともできるから、そのオーラを能力の使用に用いることができれば絶対時間は必要ないのだろうか?

いや―何でもいいが専門技術的な機器を全て用意された状態でSTAP細胞作って下さいと言われても作れない様に―やはり使用には使う側の技能も必要だから絶対時間は必要なのだろうか。

しかし、奪った能力が得意系統の可能性も十分あるのだから、最初から絶対時間が入ることには別の理由があるのだろう。

 

特質系能力が合理的に創出されるわけではなさそうだから“願い”との帳尻合わせ=制約だろうか。

ステルスドルフィンがAOP型だった場合、恐らく術者に対して極めて有利に働いてしまうと思われる。

蟻編でシュートが暗い宿(ホテルラフレシア)で奪ったわずかな傷(ユピーの複眼)を無駄にしないため何とか意識を保とうとしていたが、AOP型は気絶により解除されてしまう

 

クラピカのステルスドルフィンは奪った能力の発動条件が極めて厳しいものだった場合、絶対時間の使用を強いられ続けるという文字度通り“致命的”なリスクがあるが、もしAOP型だった場合は限界時間の3時間を待てば強制的にブラックアウトしてドルフィンは解除され、450日分の寿命と引き換えで済んでしまうのだ。

失敗したら寿命が450日も失うというのは大きいリスクにも思えるが、世の能力の中で発動自体が難しい能力を有する者がどれだけいるのかという現実的なことを考えれば、ひょっとすると大きなリスクではないのかもしれない。

 

クラピカの能力は他の同系統の能力に対して―極端な話、注射器を刺せばいいだけで―条件が緩すぎるという点がある。

シェアパートナーに負傷の様子もないため、注射器は敵が硬すぎると刺さらないといったものではなく、当たったら(正確には当たって吸われたら)アウトといったものの様に思われる。

そうするとその緩さに釣り合うリスクがあるハズで、恐らくそのための外在化なのではなかろうか。

ドルフィン(AOP型)放出系能力で外在化すれば(EOP型)、術者が気絶しようが維持されるから、緩い使用条件に対して使用即ち死に直結しうるリスクを孕んだ能力となる。

 

ただクラピカはこれまでのブラックアウトの経験から気絶すると緋の眼が解除されていたことを確認していていた=絶対時間も気絶で強制解除されるから、ドルフィンは解除こそされないが使用条件を満たさないため停止状態(?)に陥るだろうとクラピカは考えていた、といったところだろうか。

気絶しても緋の眼状態が維持されているというのは、ひょっとすると強制的に“仮死”状態にされているくらいの表現の方が近いのかもしれない。

 

◎奪った能力は持ち主が死んでいても使用可能

ベンジャミン(1)の私設兵・ビンセントはクラピカのスチールチェーンで能力とオーラを奪わた上で拘束され、自白を強要されると思い服毒自殺を図ったが―

虚空拳(エアブロウ)はクラピカの手元に残っている模様。

特段クラピカに驚いている様子はないためクラピカはこの性質を把握していた様だ。

 

クロロやレオルの能力にさらにイカルゴの死体と遊ぶな子供達(リビングデッドドールズ)の性質を付け加えた様なチート性にも思われるが、恐らくこれもクラピカを縛る制約(もちろんプラスにも働き得るが)

持ち主殺すことで手放せるならば、使用が困難もしくは実質的に不可能な能力を奪った場合、「持ち主を殺す」というクラピカに極めて有利な逃げ道が出来てしまう。

 

もちろん、クラピカにはそれなりの精神的負担が伴うだろうが、

既に自分の意志に殉ずることを決めているため、取り得ない選択肢でもないのだろう。

つまり“奪った能力は持ち主が死んでいても使用可能”というよりは、奪った能力は持ち主が死のうが使わなければいけないと言った方がいいのかもしれない。

 

◎絶対的使用不可のケース

どうもステルスドルフィンは絶対的に使用ができないケースがあるように思われる。

1つ目が、複数の能力の併用を求められる場合。

問題になりそうな能力者として近いのがメレオロン。

メレオロンは自身で透明能力(能力1)と、神の不在証明(パーフェクトプラン能力2)と、神の共犯者(能力3)の3つの能力を有していると話していた。

もし能力強奪がランダムで、最初に奪ったのが能力3だった場合―能力2との併用が前提のため―使用ができない。

ドルフィンは左右に注射器を備えているため、恐らく2つまでなら何とかなると思われるが、もしこの能力2能力1を有している(習得していること)が前提になっていた場合―3つ以上の能力の併用が求められた場合―クラピカは奪った能力の使用が出来ない様に思われる。

同系統の能力者ならば「使用出来ない能力として諦める」でも良いかもしれないがクラピカには死のカウントダウンが始めるため、クロロの様に「調整して使用できるようにする」しかないのだろう。

クロロは“調整により厄介な制約が増えた”と言うが、現時点でかなりヤバ目のステルスドルフィンはどうなってしまうのだろうか。

まぁ、そこまで面倒な能力を使う者は滅多にいないだろうから、作中では関係ないのかもしれない。

 

2つ目が、持ち主の肉体的特徴に依存するような場合。

パッと思い浮かんだのが同じくキメラアントのヒナ。

ヂートゥに憑いたポットクリンを除念したが、恐らく能力の中核はキメラアントの摂食交配で、恐らく蟻という種でなければ出来ないだろう上、子宮も必要となろう。

ただ現実でも男性の妊娠(腹膜妊娠)が一応可能な上、接触交配自体が念能力と考えれば可能なのだろうか。

では少し例を変えて発動条件が、持病等の“ある症状”が出ている時だとか、クラピカの様に緋の眼出現時といった肉体的特徴としておこうか。

クロロが両手を空けないと発動しない能力を盗んだ事で調整を余儀無くされた”と話していたから、クラピカも能力強奪“後”でも制約調整は可能なのだろうか。

クラピカの性格的に想定外のリスクを避けて積極的に調整はしない気がするが、このパターンで調整せざるを得なくて、能力にさらなる要素(制約)が出てくる可能性はあるのかもしれない。

 

◎ドルフィン関係色々

よくわからないところ6つほど。

まず1つ目。サイールドの発言に絡んだ、クラピカ使用時の可視性について

“一応もう少し説明しておく”と、ドルフィンの説明で欠けていた部分を補足してくれていた。

 

ドルフィンがステルス化されるのは使用権譲渡中だけで、クラピカ自身がドルフィンを使う場合はステルス化されず、あの場でドルフィンがクラピカに奪った能力の説明をしたことをサイールドも聞いていたからなのか。

それともサイールドの捕縛から、カキン軍の到着までの場面転換は隠れているから描写外でクラピカがドルフィンから得た情報をビルとの会話の中で触れていたから、なのか。

ステルス化されていない場合、“隠状態”なのか“丸見え状態”なのかどちらかだろうが、カキン軍兵が来ている際、兵士たちが反応している様子もないから前者なのだろう。

そうするとオーラも奪われて“絶状態”のサイールドがドルフィンの声を聴くことはできないから描写外でクラピカが…会話の中で触れた、ということなのだろうか。

 

2つ目解析能力について

サイールドに能力内容を補完された部分があるが、クラピカからドルフィンに質問すればサイールドから得た情報部分も得られたのだろうか。

それともドルフィンの解析能力は完全ではないのだろうか。

“解析”という言葉のニュアンス的にサイールドが教えてくれた情報をちゃんと得ている様に思われ―能力の元ネタのイルカ先輩も質問しない教えてくれないから―恐らく“質問すれば教えてくれる”と思われる。

要するに概要は自動で説明してくれるが、落とし穴は“質問しないと教えてくれない”のかも。

 

3つ目助言含む説明時間について

比較的単純な能力だった裏窓(リトルアイ)でも、普通の速度で話しても10秒ほどはかかるだろう。

以前クラピカは旅団との戦いの中で、距離を置いた状況下での攻撃到達時間が約0.5秒、それも旅団レベルならば余裕でかわせる時間と触れていた。

接近戦となれば両者の攻撃到達時間はもっと短くなるだろうが、ドルフィンの説明を聞いている余裕などあるのだろうか。

「1対複数」で、敵の1人の能力を奪えば(+絶状態にすれば)、他の敵を牽制できるし、奪った持ち主を人質やら壁に使えるから多少時間は稼げるのだろうか。

しかしその一方で、

蜘蛛熊が通気口に入る直前にドルフィンに奪った能力をセットし、

ドルフィンが説明を終えたところで蜘蛛熊が通気口に入っているから、ドルフィンの説明時間は極端に短い様に思われる。

 

ドルフィンは言葉で説明をしている様だが、

“頭と直接交信して”いると言うから、

実は記憶弾(メモリーボム)のように直接頭に解析情報を叩き込んでいるのだろうか。

あるいは心滴拳聴に近い現象で、ドルフィンは使用者との時間を凝縮させていたりするのかもしれない。

 

4つ目ドルフィンセット後でも奪った能力がクラピカの手元にある件について

クラピカがサイールドから能力を奪い、既にドルフィンにセットした後だが、

サイールドから“オレの能力はどうなってる?”と問われた際、クラピカは“まだこの中だ”と、手元の注射器の中にあると答えているがどういう意味なのか。

特定の人物にしか見えなかったり、オイトにイヤホンが付くが実際は頭に直接話しかけていたりするから、実はドルフィンは幻覚的なものに過ぎないのか。

単に能力の核心部分を伝える必要はないから説明を省いてしまっているだけなのだろうか。

恐らく後者でよいのだろうが、ひょっとすると本質部分にに関わっているのではないかと少し気になっているやり取り。

 

容量オーバー。続く。


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